大分県は29日、別府市の10代女性の新型コロナウイルス感染が確認された、と発表した。県内の感染者は計28人となった。
県によると、女性は今月中旬から大阪府内に住む知人の20代女性宅に滞在。25日に大分に戻った後、知人の陽性が判明した。濃厚接触者は家族のみとみられる。
また、福岡市は28日に感染者として発表した30代男性が大分赤十字病院(大分市)の医師だったと公表した。同病院によると男性医師は3月25日に転勤。転勤前の同僚医師や入院患者らを検査したところ、全員が陰性だったという。
熊本市も同市西区の50代男性の感染を確認した。県内感染者は計12人。
福岡県と福岡市は20~60代の男女4人の感染を発表。県内の感染者は計26人となった。
県によると宗像市の20代無職男性は、27日に感染が確認された40代会社員男性の息子。広島市の友人宅に滞在中の23日に発熱し解熱したが、父親の感染が確認されたため宗像市に戻り、29日に検査を受けた。
福岡市では中央区の50代自営業女性、博多区の60代無職男性、南区の30代自営業男性の感染を確認。博多区の男性は、今月上旬から下旬までタイに滞在していた。3人とも発熱などの症状はあるが、軽症という。(岩谷瞬、稲田二郎、古川努、黒石規之、豊福幸子)
西日本新聞社
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